なぜ気密が必要か分かりやすく説明できればと思います

私も5年前までは気密測定をやってなかった工務店です、山形でもまだ気密測定をやってない会社がたくさんあります（全現場やらないと意味がないですよ）

高気密高断熱住宅という言葉はもう一般的になりましたが、断熱性能が良くても、気密性能が低いと様々な問題が発生します。まずは、なぜ気密性能が大切か？を簡単に解説します

気密性能が低いと、まず断熱性能が落ちます。どれだけ上等なダウンジャケットでも、前のファスナー全開では寒いのと同じです。私もよく開けてます笑

次に、気密性能が低いと壁内結露の原因になります。気密性能が低い＝隙間が多いということなので、その隙間から空気が漏れ（漏気）、漏気によって壁内が冷やされ、壁内に結露が発生してしまうわけです。

また、気密性能が低いと、その隙間から水が入り込み、雨漏りの原因にも。隙間が多いと空気だけでなく、水も入りやすくなります。

最後にもう一つ。気密性能が低い（隙間が多い）と、その隙間から空気が漏れて、適切に換気が行われません。

カタチハウスでは0.6の数字を目指します、次回はその理由を書いてみます